これが最後になるかな? もしかしたら、あと一つ二つ書くかも知れませんが、節目としてはこれが最後のつもりで(笑)。
1991年に公開されたジブリ製作の映画ですね。
前の年に作られた魔女宅は映画館まで観に行ってて、この作品も期待してました。イメージアルバム買ってたくらいです。でも個人的な事情により(しばらく日本にいなかったので)観る事ができたのはそれから5〜6年ぐらい後だったでしょうか。
一昨年あたり、「Always〜三丁目の夕日」で昭和30年代に注目が集まりましたが、ある意味、その走りといってもいいのではないでしょうか? 話のベースは現在(と言っても1982年だそうですが…主人公27歳)に置いておいて、小5だった過去(1966年前後)を振り返るという構造になっています。現在も過去も、恐ろしいくらいの緻密さで映像化されていて驚かされました。『現在』の主な舞台になる山形弁もとてもリアルに聞こえます(仕事で、そばに山形の人がいるのですが、口調が全く同じです)。過去の方も、例えば、ひょっこりひょうたん島は、実写でのリメイクも行われましたけれど、実はこの作品の中でもリメイクされてるんですよね。
その後、原作も読んだのですが、かなり印象が異なります。(過去に焦点が当たっている)原作は素材として上手に取り込まれているのですが、この映画では、人生の転機を迎えた主人公『タエ子』の『現在』に焦点が当たっていているせいだと思います。でも、だからこそ、映画として観た時に、まとまりのある優れた作品になっているように感じました。
今回、かのんさんの企画に参加して、今を起点にして、過去を振り返って観ましたが、忘れていた事をいろいろと思い出したりしてなかなか楽しい体験でした。この機に、継続的に、もう少し系統的に(でもあくまで個人的に)振り返って、少しずつ昔の作品にコメントを付けて行ってみようかなと思いました。(せいぜい、ひと言ふた言ぐらいしか言えないような気もしますが…。)
という事で、このような機会を頂けたかのんさんに改めてお礼を申し上げて、この記事を終わらせていただきます。


