プラネテスと来たら、次はやはりこれですね。
2003年にBSで、そして2005年にはプラネテスの後番組として教育テレビで放送されました。全20回。
プラネテスと同じ宇宙ものではあるのですが、全く印象が異なる作品です。プラネテスの記事で書いた通り、私はプラネテスにかなり入れ込んでましたので、この「ふたつのスピカ」が始まった時、ちょっと戸惑ったんですよね。でも、第1回を観終わった後には、すっかりファンになってました。
宇宙ものと言っても、宇宙そのものは全く出てきません。宇宙飛行士(やその他宇宙関連の関係者)を養成する『国立東京宇宙学校』が主な舞台になります。
というと単なる青春ドラマみたいですが、お話の始まる十数年前に日本初の有人宇宙飛行船が市街地に墜落し大惨事を引き起こしたという事が重要な伏線になってストーリー全体を貫いています。主人公であるアスミは自身が被災者であるだけでなく母をこの事故で失っています。更に、父が、この宇宙船の開発チームのメンバーだったという複雑な過去を持っています。
このアスミと、彼女を巡る様々な人たちとの出会い・触れ合いが丁寧に丁寧に描かれていきます。心温まる話もあれば、厳しい現実を突きつけられる話もあります。
いちいち語り始めるとキリがないので止めておきますが…。
(Wikipediaのふたつのスピカの項目はかなりマニアックですが、とても面白いです。興味があったらご参照ください。)
『プラネテス』が、どちらかというと知に傾いた面もかなり大きかったように思うのですが、『ふたつのスピカ』の方は大きく情の面に振れた話だと思います。特に最初の数回はジ〜ンと心に触れる話が多かったですね。ほんとにさりげない話だったりするのですが、心に訴える話です。
アニメはわずか20回で終わってしまいましたが、原作の方はまだ続いています(既刊11巻)。連載ペースがゆっくりらしく、たまにしか新刊が出ないしストーリー展開も丁寧すぎるぐらいなのですが、毎回毎回読むのを楽しみにしています。叙情的な話をお好みの方には絶対のお薦め作ですね(原作もアニメも)。
そう言えば12巻はいつかな? 注意しとかないと。



事前にHPを見て、見ようか見まいか、ちょっと悩んだんですが、1話を見てから決めようと思って、とりあえずビデオはそのままにしておいたんです。結果…第2話の放送がされるまでの間に、3回くらい見返しちゃいましたね。そのくらい、魅力を感じました。
Wikipeidaについては、読んだことがなかったんで、今回初めて見たんですけど、確かにマニアックですね。勉強になりました(笑)
そういう自戒の意味も込めて、この作品の事も機会があったら紹介したいと思っていました。
ロケットが発射直後に爆発する事故は実際に世界各国で起こっています。
アメリカ(DeltaII,Titan3C,TitanIVなど)
http://www.youtube.com/watch?v=XB2NvRGqDbM&mode=related&search=
中国(長征2E,長征3B)
http://www.youtube.com/watch?v=y4oAQm4r5sI
ロシア(Soyuz)
http://www.youtube.com/watch?v=Hl9u-h_btBo
そしてついこの前の1月31日にも、太平洋でZenitロケットが爆発しました。
http://www.youtube.com/watch?v=6JJQO-WBJBY&mode=related&search=
ロケット打ち上げはロシアやアメリカでは日常的になりつつありますが、やはり宇宙への壁はいまだに厚いことを思い知らされますね。