かのんさんのところの『お薦めアニメ50選』への参加記事です。
日本アニメの名劇第4作の「ペリーヌ物語」。
この作品については、これまでも、何度か書いてはいるのですが、折角の機会なので一言。
放送されたのは1978年1月1日から12月31日まで全53回。一年365日の第1日めから第365日目まで1回も休みなく放送されたので、普通の4クール作品よりも1話多いんですよね。今のご時世では考えられないこの悠長さがまず好きです(笑)。
とかいいながら、実は私は辛い話(フランダースの犬系とでもいいますか)はちょっと苦手なんですよね(^^;)。その観点からすると、この作品の前半はかなり厳しいです。いきなりお父さんが亡くなって物語がスタート。遥かなフランスを目指して苦労の多い旅を続ける内、元来体の弱い母もどんどんと調子を崩し…。
たった一人となったペリーヌ(犬のバロンはいますが)は、それでも母の言いつけを守り、おじいさんがいるという北フランスのマロクール村を目指しますが、途中でお金も気力も使い果たしてしまい、死を覚悟する…というところまで行ってしまいます。
その後なんとか持ち直して、マロクールまでたどり着いた後も、苦労の連続。訪ねようとしていた祖父は、大工場の経営者にして目が見えなくなっている厳しい老人。息子を奪い取った(と勝手に思い込んでいる)ペリーヌの母を憎んでいるため、名乗り出ることもできない。かたや、工場をくすねとろうとする輩の徘徊。
ペリーヌは、仕方なく、自分の身分を隠し、工場でトロッコを押して働き始めます。が、バイリンガルで英語が達者だったペリーヌにある日チャンスが訪れます…。
てな、感じで、後半は次第に加速をつけてクライマックスへ向けて駆け上がっていきます。と言いながらも、ペリーヌ自身は、クライマックス直前の土壇場に至ってもただひたすら自分の心の中で葛藤を続けます。どうすれば、おじいさまを幸せにして上げられるのだろうか? どうすれば、おじいさまに愛してもらえるのだろうか? と。
この辺のペリーヌの葛藤とドラマチックな展開がこの作品の真骨頂かと思うのですが、具体的なところは是非とも直接ご覧ください。特に、クライマックス(最終回ではない)は何度観ても目頭が熱くなります。
なお、以前書いたこんな記事も、よろしかったら是非ご覧くださいませ。ただし、下の方のヤツ(リンク集)のリンク先はネタバレ要素が強いです。
(というか、そもそも既にこの記事がかなりネタバレですね。すみません。)
ペリーヌ物語の登場人物は何語を話していたのか?
ペリーヌ物語 by かいものろぐ



DVDをレンタルして、1巻だけ見ました。
その後、旅行に行ったり、風邪をひいたりで、2巻以降がレンタルできていないんですが、また近々、借りに行こうと思っています。
ペリーヌの、前向きな姿勢が素晴らしいなぁって思います。見習わねば。
ところで、53話とは珍しいですね。
休みなく放送されていたというのが、名劇初期だなぁって感じます。
こちらも、もちろんコレクションに加えさせていただきますんで、少しお待ち下さい。
この頃は、特番とかで中断されることはなかったんですよね。今からは想像できないですね。