図書館内乱、塩の町、海の底と読んできて、今回は初めてこの作者の短編集です。が、直前に読んだ「海の底」の後日談が含まれていますのでとても入りやすかったですね。「海の底」はシチュエーション(巨大イセエビの大群に襲われて人間が喰われる)のためどちらかというとシリアスさが勝った印象でしたが、こちらはもうかなり気楽な、もう徹底的にラブコメな展開です。全編とも自衛隊絡みの(素人は普通は全く知らないような)ネタを基にしています。業務上がったばかりの潜水艦乗りは臭くてタクシーに乗るのを断られるとか(風呂になかなか入れない)、自衛隊の飛行機(輸送機)はトイレが個室になってないとか・・・。お話の流れ自体はまあまあ先読みできてしまうといえばできてしまう内容ではあるのですが、これらのネタを取っかかりにしてとても上手にお話が語られています。肩肘張らずに気楽に読めて楽しい作品集だと思います。
ちょっと距離を置いた上で読み始めたつもりだったがこの作者の作品ですが、なんだかすっかり結構はまってます。既に次に「レインツリーの国」を用意してあります。
posted by くあい at 23:59| 東京

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みんな幸せになってて、よかったですね。
ちょいと、うらやましかったぞ、コノ(笑
TB、コメントありがとうございました m(__)m
おのろけといってしまえばそれまでですが、読んでてとてもハッピーになれるお話でした。特に「海の底」の続き2編はとても面白かったです。
いや、確かにうらやましいですね(笑)。